クロスキャット急騰で3年7カ月ぶり最高値更新、官庁DXで活躍し大幅増額期待
クロスキャット<2307>が急反騰、一時12.5%高の1769円まで駆け上がる場面があった。同社は2018年5月下旬に1740円の上場来高値をつけているが、きょうはその水準を上回り、約3年7カ月ぶりの最高値更新となった。銀行・保険など金融機関やクレジット会社向け受託開発案件に強く、経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得しており官公庁向けでも高い実績を誇る。行政のデジタル化推進で受注獲得が進んでいるほか、政府が注力姿勢にあるマイナンバー関連の案件獲得も今後期待される。22年3月期は営業利益段階で前期比1.4%増の5億円とほぼ横ばいを見込んでいるが、会社側計画は極めて保守的とみられており、大幅増額修正への期待が物色人気を加速させている。