ヤーマンが3日続落で年初来安値、国内大手証券は「3」に引き下げ
ヤーマン<6630>が3日続落し、年初来安値を更新。大和証券は15日、同社株の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げた。目標株価は1600円から1000円に見直した。同社は美顔器など家庭用美容機器が主力。中国の独身の日における好調もあり、海外が続伸している。ただし、国内での全ての販売チャネル(通販、店販、直販)において減速感は否めない、と指摘。また、部品などの調達コストの上昇により総利益率が低下しており、広告宣伝費が急速に増加していることを警戒している。同証券では22年4月期の連結営業利益を従来予想の74億円から会社計画と同水準の64億円(前期比4.6%増)に見直したほか、23年4月期の同利益は81億円から68億円に下方修正している。