アビックスは後場一段高、映像認識AIベンチャーのVIZOと事業提携
アビックス<7836>が後場一段高となっている。同社は15日、映像認識を手掛ける人工知能(AI)ベンチャーのVIZO(川崎市川崎区)と事業提携したと発表。商業施設で取得するビッグデータをもとにマーケティング戦略を構築できる「MAI(マーケティングAIシステム)」のサービス化と販売を開始するとしており、これが材料視されているようだ。
「MAI」は、汎用のデジタルサイネージに簡単に搭載できるAIモジュールで「人数、年齢、性別、時間などの情報」をリアルタイムで分析した情報に基づき、有意義なマーケティングデータを提供できるシステム。同社は、「MAI」ソリューションを導入することで、商業施設などに対して、より精緻なマーケティングデータを提供できるようになることから、全国の商業施設や多店舗展開している小売業などに向けて営業活動を始めているという。