阪急阪神が7日ぶり反発、国内有力証券は「A」に引き上げ
阪急阪神ホールディングス<9042>が7日ぶりに反発。岩井コスモ証券は15日、同社株の投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。目標株価は4100円を継続した。コロナ禍が収まらないなか、期初計画に比べて同社の営業利益は上方修正されていることを評価している。7月末に2022年3月期の営業利益は70億円増額され300億円に修正されている。阪神タイガースや宝塚歌劇のエンタテインメント事業、それに国際輸送事業が貢献した。コロナ禍を経ても同社が重要視するブランド力は維持できており、これからの回復だけでなく、先行きの成長の際にも力を発揮すると指摘。コロナ前の利益水準までの回復は少し時間がかかるが成長回帰できるだろう、とみている。