INPEXは年初来高値、インドネシアのムアララボ地熱発電事業に参入
INPEX<1605>は3日続伸し、年初来高値を更新。原油価格の高止まりに加えて、同社は16日取引終了後に、地熱事業を目的とする子会社として設立したINPEX地熱開発を通じ、インドネシアにおけるムアララボ地熱発電事業に参画したと発表しており、これを材料視した買いも入っているようだ。
この事業は同国西スマトラ州南ソロク県に位置するムアララボ地熱鉱区において、欧州大手総合エネルギー企業のENGIEなどと共同で実施しているもの。INPEX地熱開発を通じ、事業権益の30%を保有するPT Supreme Energy Sumateraの33.333%の株式を取得し、事業に参入するとした。