今週のマーケット展望「日経平均予想は28400?29000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。
ここ数日、寒波がきている影響で寒さがグッと厳しくなりましたね。年末に向けて、あったかくして気をつけていきましょう!そんななか、米株が週末に続落でしたが、日本株はどうなるのでしょうか。
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、12月20日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、『先週末の米国株式市場でダウ平均は前日比532ドル安と大幅に続落した』と伝え、『しかし、それに先立つ東京市場で日経平均は500円超も急落しているため、週明けの東京市場ではダウ平均の大幅続落の影響は限定的だろう』と言及しています。
さらに、『先週末の米国市場は先物・オプションの清算価格算出が重なるクアドルプル・ウィッチングだったため、値動きが荒くなった面がある。そうした中、ナスダック総合指数はわずか10ポイントの下げにとどまっており、むしろこちらの堅調さが日経平均の支えになるかもしれない』とも見解を述べています。
そして、今週の日本株相場は『日経平均2万8500円の節目を巡る攻防か』と予想。『その水準を明確に下回らなければ、底堅さが意識され売り圧力が後退する展開もあり得る。12月も下旬となり12月末の配当取りの動きも下支えになるだろう』と説明しています。
また、『今週末にクリスマスを控えて外国人投資家は休暇に入る』として、『例年なら替わって個人投資家の動きが活発になる時期だが、今年は多数のIPOの荷もたれ感から東証マザーズ指数が1年5か月ぶりの安値に沈むなど、個人投資家のポジションが痛んでいることが推察され、年末にかけての盛り上がりは期待しにくい』と予想。『投資家不在のなか、値動きが荒くなることに注意したい』と警告しています。
注目の経済指標については、『今週は特にない』とのことですが、『米国の決算発表で週初のマイクロン・テクノロジー、ナイキに注目したい』としています。
参考にしてみてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
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