フレクトが15%高と5日ぶり急反発、直近IPO銘柄にリバウンド狙いの買い

材料
2021年12月20日 10時19分

フレクト<4414>が5日ぶり急反発、15.3%高の4900円まで買われる場面があった。ここ直近IPO銘柄は個人投資家の資金の回転が滞るなかセカンダリー市場で大きく売り込まれる銘柄が相次いだが、目先は売り一巡感からリバウンド狙いの短期資金が流入している。きょう東証マザーズ市場に新規上場した人工知能(AI)活用のアルゴリズムモジュール開発を手掛けるJDSC<4418>が、公開価格とほぼ同値で初値を形成した後ストップ高に買われカイ気配で張り付く展開となったほか、グローバルセキュリティエキスパート<4417>やHYUGA PRIMARY CARE<7133>がカイ気配スタートで水準を切り上げるなど足もとで流れが変わりつつある。そのなか、クラウドによるデジタルトランスフォーメーション(DX)支援事業を手掛けるフレクトは、今月10日に鳴り物入りでマザーズ市場に上場した人気銘柄で、初日から大きく買われ、公開価格2550円に対し14日ザラ場に9310円まで駆け上がる上昇パフォーマンスをみせたが、その後は利食い急ぎの動きが出て連日のストップ安を交え、水準を切り下げていた。もっとも市場では「短期リバウンド狙いの買いが一巡した後は、再び戻り売りに押される展開も想定され、深追いはしにくい」(中堅証券ストラテジスト)という見方も出ていた。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.