アステラスは小反発、欧州当局がエンホルツマブベドチンの販売承認勧告を採択
アステラス製薬<4503>は小反発。同社はきょう取引開始前に、バイオテクノロジー企業の米シーゲン社と共同開発している抗体-薬物複合体「PADCEV(一般名はエンホルツマブベドチン(遺伝子組み換え))」について、欧州医薬品庁の欧州医薬品委員会(CHMP)が、白金製剤を含む化学療法及びPD-1またはPD-L1阻害剤による治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮がん患者における単剤療法として、販売承認勧告を採択したと発表した。
今回のCHMPによる勧告は、白金製剤を含む化学療法及びPD-1またはPD-L1 阻害剤による治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮がん患者を対象に、抗ネクチン-4抗体薬物複合体(ADC)であるエンホルツマブベドチンと化学療法とを比較した第3相試験のデータに基づいているとした。