東京株式(前引け)=先物主導で大幅続落、米株先物横目にリスク回避ムード

市況
2021年12月20日 11時50分

20日前引けの日経平均株価は前営業日比490円40銭安の2万8055円28銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は5億3719万株、売買代金概算は1兆1493億円。値上がり銘柄数は162、対して値下がり銘柄数は1981、変わらずは40銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売りに押され、日経平均は先物主導で大きく水準を切り下げた。前日の米株安を受け買い手控えムードが漂うなか、米株価指数先物が軟調展開となるのを横目に主力株中心に売り込まれる銘柄が相次いだ。中国人民銀行の利下げ発表もマーケットのセンチメント改善につながっていない。東証1部全体の9割の銘柄が値を下げる全面安商状となっている。日経平均2万8000円大台ラインはかろうじてキープしている。

個別では売買代金トップレーザーテック<6920>や売買代金3位の東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連の下げが目立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも下値を探る展開に。ファーストリテイリング<9983>も軟調。井筒屋<8260>が急落、ラウンドワン<4680>も大きく下げた。半面、任天堂<7974>が堅調、エムスリー<2413>も小幅ながらプラス圏で推移。ミクニ<7247>が値を飛ばし、ペプチドリーム<4587>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.