日本CMKは異彩の上昇波形成で新高値、業績急改善し中期的にもEVシフトで商機拡大
日本CMK<6958>は異彩を放つ上昇波動を形成、一時7.5%高の686円まで上値を伸ばし年初来高値を更新した。車載用を中心とするプリント配線板の最大手メーカーで自動車販売需要の回復を背景に足もとの業績は急回復している。22年3月期は従来予想を上方修正し営業損益が18億円の黒字(前期は16億7600万円の赤字)と様変わりする見通し。中長期的にも世界的な電気自動車(EV)シフトが進むなか、同社の製品需要が一段と高まるとの見方がある。強気の中期経営計画も機関投資家の注目を集めており、27年3月期に売上高1000億円、営業利益80億円を目標に掲げている。