本日注目すべき【好決算】銘柄 ラキール、ワンキャリア、建設技研 (22日大引け後 発表分)
22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ラキール <4074> [東証M] ★今期経常を34%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の3.4億円→4.6億円に34.4%上方修正。増益率が42.4%増→91.4%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。人材採用費などコロナ禍における施策見直しにより、販管費が想定を下回ることが利益を押し上げる。
伊勢化 <4107> [東証2] ★今期経常を8%上方修正、配当も15円増額
◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の24.5億円→26.5億円に8.2%上方修正。増益率が14.6%増→24.0%増に拡大する見通しとなった。金属化合物事業で金属相場が想定を上回る水準で推移していることに加え、製造コストや販管費が減少することが上振れの要因となる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の105円→120円(前期は90円)に増額修正した。
ワンキャリア <4377> [東証M] ★今期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆21年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億2600万円→3億7700万円に15.6%上方修正。増益率が4.5倍→5.2倍に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。新卒採用DXサービス「ONE CAREER CLOUD」の求人掲載とオンライン説明会を中心とする採用DXを推進する商品の販売が好調に推移したことが要因。
建設技研 <9621> ★今期配当を15円増額修正
◆21年12月期の期末一括配当を従来計画の45円→60円(前期は45円)に大幅増額修正した。足もとの好調な業績などを踏まえ、株主還元を強化する。権利付き最終日の28日を目前に控え、配当取りを狙う買いが期待される。
株探ニュース