東京株式(前引け)=大幅高、米株高受け投資家心理改善

市況
2022年1月4日 11時46分

4日前引けの日経平均株価は前営業日比396円45銭高の2万9188円16銭と大幅高。前場の東証1部の売買高概算は5億1452万株、売買代金概算は1兆3449億円。値上がり銘柄数は1407、値下がり銘柄数は700、変わらずは76銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は前日の米株高を受け投資家心理が改善、主力株をはじめ広範囲に買いが入り、日経平均株価は前引け時点で400円近い大幅高となった。フシ目の2万9000円大台を回復し、一時は460円あまり水準を切り上げる場面もあった。先物を絡め買い戻しが加速し、外国為替市場でのドル高・円安も輸出セクターに追い風となった。業種別では海運株の上昇がひと際目立っている。円安を背景に自動車株にも投資資金が流入したほか、メガバンクなど金融株も買われた。全体売買代金も1兆3000億円台と活況。

個別では東京エレクトロン<8035>が大幅高、トヨタ自動車<7203>も商いを伴い上場来高値を更新。日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが高く、任天堂<7974>も堅調。ラクーンホールディングス<3031>が急伸、日本電子材料<6855>、昭和電線ホールディングス<5805>なども値を飛ばした。半面、レーザーテック<6920>は朝高後に利食われ値を下げたほか、レノバ<9519>の下値模索も続いている。オリエンタルランド<4661>も軟調。三井松島ホールディングス<1518>が大きく売り込まれ、エムアップホールディングス<3661>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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