東京株式(前引け)=大幅反落、米株安受けリスクオフ鮮明に

市況
2022年1月6日 11時46分

6日前引けの日経平均株価は前営業日比610円67銭安の2万8721円49銭と大幅反落。前場の東証1部の売買高概算は5億7966万株、売買代金概算は1兆5213億円。値上がり銘柄数は230、対して値下がり銘柄数は1885、変わらずは70銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米株安を引き継ぎ、主力株をはじめ広範囲にリスク回避の売り圧力が強まった。米10年債利回りの上昇を受けた米ハイテク株安の流れが波及した。日経平均は安く始まった後、いったんは下げ渋る動きを見せたものの、その後は売り直され一貫して下値を切り下げる動きとなった。前引け時点で600円を超える急落となり安値引けとなった。東証1部全体の86%の銘柄が下落している。売買代金は1兆50000億円台と高水準に膨らんだ。

個別では売買代金トップのソニーグループ<6758>が大幅安となったほか、東京エレクトロン<8035>の下げも目立つ。ファーストリテイリング<9983>、キーエンス<6861>がいずれも2000円を超える下げとなった。エムスリー<2413>も大きく値を下げた。このほか、SHIFT<3697>、ラクス<3923>、ダイセキ環境ソリューション<1712>などが急落した。半面、トヨタ自動車<7203>が堅調、塩野義製薬<4507>も買いが優勢。ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>もしっかり。FUJI<6134>が大きく上値を伸ばし、明和産業<8103>も物色人気に。

出所:MINKABU PRESS

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