「再生可能エネルギー」が15位にランク、首相は年頭記者会見で「炭素中立型に向けて総力挙げる」と表明<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「再生可能エネルギー」が15位となっている。
岸田文雄首相は4日の年頭記者会見で、炭素中立型に経済社会全体を変革していくため、クリーンエネルギー戦略を議論する会議に自ら出席し、関係各省で総力を挙げて取り組むよう指示を行うとした。
会見では日本が気候変動危機への対応を主導していく考えを強調。再生可能エネルギー大量導入時代に向けた送配電インフラのバージョンアップや再生可能エネ最優先のルール作り、通信・エネルギーインフラの一体的整備、蓄電池への投資強化など、多くの論点に方向性を見出していくと述べた。
脱炭素に向けた流れから企業の取り組みは活発で、イオンモール<8905>は11日、2040年度には直営モールで使用する電力を100%地産地消の再生可能エネに切り替えていくと発表。また、直近ではアサヒグループホールディングス<2502>がアサヒビール名古屋工場に太陽光発電設備を導入することを表明し、キリンホールディングス<2503>傘下のキリンビールは国内全9工場に大規模太陽光発電設備を導入することを明らかにしている。
太陽光発電事業を手掛けるウエストホールディングス<1407>、フィット<1436>、ジー・スリーホールディングス<3647>、Abalance<3856>、サニックス<4651>、テスホールディングス<5074>などのビジネス機会は今後更に広がりそうだ。