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米国株
2022年1月14日 17時57分
市況

来週の株式相場に向けて=大学ファンド思惑での物色も

1月第2週(11~14日)の日経平均株価は、前週に比べ354円(1.2%)安と2週連続の下落となった。

米国に早期金融引き締め観測が浮上し、特にナスダックを中心とする米ハイテク株が下落するなかでは、東京市場は軟調な展開を余儀なくされてしまう。市場の関心は25~26日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に向かっており、当面は米国市場の動向に一喜一憂する展開が続きそうだ。 

14日は日経平均株価が、一時昨年12月20日以来となる2万8000円割れに売り込まれた。ただ、2万8000円割れでは値頃感からの買いも流入している。米国では今日のJPモルガン<JPM>やシティグループ<C>から決算発表シーズンに入るが、日本は26日の日本電産<6594>から決算発表が本格化する。17~18日に日銀金融政策決定会合が開催されるが金融政策は現状維持の見通しであり、来週は重要イベントの端境期となる。

全体相場が軟調展開となるなか、堅調なのが三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株やトヨタ自動車<7203>など自動車株、日本郵船<9101>など海運株、それに三菱商事<8058>といった商社株などだ。バリュー株系物色の流れに乗るが、配当利回りや自社株買いなどを評価されている側面が強そうだ。

市場には、「大学ファンド」の運用開始を意識する流れが強まっている。同ファンドは10兆円規模で市場には3月末頃にも運用開始するとの観測が出ている。4%前後の利回りが目指されているとも見られており、まず高配当利回りの主力株が組み入れ対象となるとの思惑が出ている。

来週は米国では17日がキング牧師誕生日で休場、同日に中国10~12月期国内総生産(GDP)が発表される。18日に米1月ニューヨーク連銀製造業景況感指数、19日に米12月住宅着工件数が発表される。18日にゴールドマン<GS>、19日にASMLホールディングADR<ASML>、が決算を行う。国内では20日に12月貿易統計、21日に12月消費者物価指数(CPI)が公表される。来週の日経平均株価の予想レンジは2万7800~2万8500円。(岡里英幸)

出所:MINKABU PRESS

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