本日注目すべき【好決算】銘柄 シュッピン、リソー教育、青山財産 (17日大引け後 発表分)

注目
2022年1月18日 7時01分

17日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

シュッピン <3179>   ★今期経常を50%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の20億円→30億円に49.9%上方修正。増益率が23.5%増→85.2%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年8月に続き、2回目。販売・買取価格の自動アシストシステムなどの導入やメーカー各社によるミラーレスカメラ新製品の発売を背景に、カメラ事業のEC売上高が伸びるほか、時計事業では「ロレックス」などの品揃えを維持し、売上高が計画を上回ることが寄与。人件費を中心とする販管費の抑制も上振れに貢献する。

リソー教育 <4714>   ★今期配当を2円増額修正

◆22年2月期の期末一括配当を従来計画の14円→16円(前期は9.5円)に増額修正した。好調な業績を踏まえ、株主への利益還元を増やす。期末配当利回りは4.76%に上昇。権利付き最終日を来月末に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

北川精機 <6327> [JQ]  ★上期経常を70%上方修正

◆22年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益を従来予想の1億円→1.7億円に70.0%上方修正。減益率が72.4%減→53.0%減に縮小する見通しとなった。生産体制の効率化を進めたことによる工期短縮で、一部の案件を前倒しで計上できたことが上振れの要因。

ノダ <7879> [東証2]  ★今期経常は18%増で5期ぶり最高益、4円増配へ

◆21年11月期の連結経常利益は前の期比45.7%増の42.4億円に拡大して着地。続く22年11月期も前期比17.8%増の50億円に伸び、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期はウッドショックに端を発する原材料価格高騰に伴う販売価格の改定を実施するほか、リフォーム分野や非住宅分野の市場開拓、抗ウイルス加工製品などの販売拡大に注力する方針。また、固定費などコスト削減の徹底にも取り組む。

併せて、今期の年間配当は前期比4円増の36円に増配する方針とした。

青山財産 <8929> [東証2]  ★前期経常を17%上方修正

◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の15.3億円→17.9億円に17.0%上方修正。増益率が28.0%増→49.8%増に拡大する見通しとなった。顧客の旺盛に需要を背景に、不動産共同所有システム「ADVANTAGE CLUB」の組成が目標を上回ったことなどが要因。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.