株価指数先物【昼のコメント】 ショートが強まり、日経225先物は昨年12月7日以来の水準まで下げ幅広げる

市況
2022年1月19日 12時05分

日経225先物は11時30分時点、前日比540円安の2万7710円(-1.91%)前後で推移。寄り付きは2万7820円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8005円)を大きく下回るギャップスタートで始まった。寄り付き直後に2万7880円まで下落幅を縮めたものの、下へのバイアスが強まるなか、前場半ばには一時2万7670円と昨年12月7日以来の水準まで下げ幅を広げた。

寄り付き前の気配値ではシカゴ先物水準であったが、イラクとトルコを結ぶ原油パイプラインで爆発があったことを受けて、原油先物相場の一段の上昇が警戒され、アルゴリズムのトレードが発動したようだ。日経225先物が一気に直近安値を下回ったことで、ショートの動きが強まったと見られる。

東京エレクトロン<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株の弱い動きが目立つものの、バリューへのシフトは見られず、NT倍率は先物中心限月で一時14.31まで上昇するなど、NTショートの巻き戻しの動きを見せている。なお、TOPIXの前引け段階での下落率は1.80%だったため日銀のETF買い入れは期待しづらく、後場もショートの動きは強まりやすい。

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