東京株式(前引け)=大幅続落、米株急落受けリスク回避の売り加速

市況
2022年1月19日 11時46分

19日前引けの日経平均株価は前営業日比512円41銭安の2万7744円84銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は6億7502万株、売買代金概算は1兆6284億円。値上がり銘柄数は194、対して値下がり銘柄数は1934、変わらずは53銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の欧州株市場で主要国の株価指数が軒並み下落したほか、米国株市場でもNYダウが500ドルを超える下げとなったことを受け、リスク回避の売りが噴出した。米長期金利の上昇を警戒してハイテク主力株への売り圧力が強い。日経平均株価は500円超の下げでフシ目の2万8000円台を大きく割り込んだ。値下がり銘柄数は1900を上回り、全体の9割近い銘柄が下落するほぼ全面安に近い商状となっている。売買代金は1兆6000億円台と前場としては高水準。

個別では売買代金トップとなったソニーグループ<6758>が大幅安、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>なども大きく値を下げた。日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが安く、トヨタ自動車<7203>も売られた。村田製作所<6981>、キーエンス<6861>などの下げも目立つ。このほか、アウトソーシング<2427>、ミクニ<7247>、三井ハイテック<6966>などが急落した。半面、任天堂<7974>が堅調、ファーストリテイリング<9983>、SMC<6273>も底堅さをみせた。テノ.ホールディングス<7037>がストップ高に買われ、カプコン<9697>、クリーク・アンド・リバー社<4763>なども大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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