太陽誘電が大幅反落、国内大手証券が投資判断を引き下げ
太陽誘電<6976>が大幅反落している。全般相場の下落に加えて、SMBC日興証券が18日付で、投資評価を「1」から「2」とし、目標株価を7800円から7400円へ引き下げたことが売り材料視されているようだ。
同証券によると、自動車用MLCC(積層セラミックコンデンサ)における顧客のBCP在庫積み上げ需要が22年3月期業績を押し上げており、23年3月期にその反動が現れると予想することや、パソコン向けMLCCにおける巣ごもり需要の減速を予想すること、それらに伴うMLCCの需給緩和を予想し、業績鈍化を見込むことが要因としている。