株価指数先物【昼のコメント】 戻りの鈍さが意識される局面では、改めてショートポジションが積み上がりやすい
日経225先物は11時30分時点、前日比190円安の2万7330円(-0.69%)前後で推移。寄り付きは2万7280円とシカゴ日経平均先物清算値(2万7225円)にサヤ寄せする格好から売り先行で始まり、一時2万7170円まで下落幅を広げる場面が見られた。売り一巡後は2万7170円~2万7350円辺りでのもち合いを継続するなか、次第に底堅さが意識されて、前引けにかけて2万7400円まで下落幅を縮めた。
グローベックスの米株先物はNYダウ先物で200ドル、ナスダック100先物が100ポイント高程度で推移していることを手掛かりに、売り一巡後は短期のショートカバーの動きとなった。寄り付き後は2万7170円での底堅さが見られたことも売り込みづらくさせたようだ。なお、スキャルピング中心の商いのため、前場の段階でショートカバーは一巡したと見られる。戻りの鈍さが意識される局面においては、改めてショートポジションが積み上がりやすいだろう。
株探ニュース