NY株式:NYダウ99ドル高、FOMC控え神経質な展開

市況
2022年1月25日 7時00分

米国株式市場は反発。ダウ平均は99.13ドル高の34364.50ドル、ナスダックは86.21ポイント高の13855.13で取引を終了した。ウクライナ情勢の緊迫化や今週予定されている連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が速やかな引き締め計画を発表するとの脅威に寄り付き後、下落。米国に続き英国やドイツもウクライナの大使館職員や家族の退避を決定したとの報道でさらに警戒感が強まり急落した。その後、安値から売られ過ぎとの見方や値ごろ感からの買いが目立ち下げ止まった。引け間際、買戻しが加速し、主要株式指数は上昇に回復し終了。セクター別では自動車・自動車部品が下落した一方、小売りや耐久消費財・アパレルが上昇した。

百貨店のコールズ(KSS)は数社の投資家から買収案が提示されたとの報道が好感され上昇。住宅建設会社のレナー(LEN)やトール・ブラザーズ(TOL)は長期金利の低下で需要増加期待が再燃し、買われた。動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストの投資判断引き下げで下落。カジノを運営するウィンリゾーツ(WYNN)はオンラインスポーツ部門をかなりのディンカウントで売却することを検討していると報じられ、下落した。

インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)は取引終了後に決算を発表。クラウドビジネスが好調で内容は予想を上回り、時間外取引で上昇している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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