10万円以下で買える、大幅増益&低PER 26社【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2022年1月28日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証1部上場企業では756社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となる予想PER(株価収益率)が10倍以下の銘柄に注目した。

下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額200億円以上、(3)今期経常利益が前期比10%以上増益、(4)予想PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる26社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは28日現在)

なお、1月30日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PER【2部・新興】編」を配信する予定す。ご期待下さい。

最低投資  ┌ 経常利益┐  予想

コード 銘柄       金額 増益率  今期   PER

<8585> オリコ     12500  34.6  28000   9.8

<3315> 日本コークス  12900  65.8  10700   5.8

<6632> JVCケンウ  17300  41.2  6400   9.4

<7246> プレス工    37800   133  11700   6.0

<5408> 中山鋼     42700   163  7000   4.6

<7593> VTHD    43800   106  16100   4.7

<5020> ENEOS   45390  94.9 450000   5.2

<4220> リケンテクノ  47100  15.0  6500   8.3

<3245> ディアライフ  51500  21.5  5000   6.1

<1332> 日水      53700  23.1  28000   9.8

<5976> ネツレン    58600   151  3700   9.7

<3861> 王子HD    60500  44.5 120000   8.6

<8860> フジ住     63400  29.3  4600   7.4

<9310> トランシティ  63700  22.9  6500   9.8

<7599> IDOM    64700  64.9  15900   7.1

<7283> 愛三工     67400  101.0  10000   6.1

<8070> 東京産     72200  31.3  2900   9.0

<7537> 丸文      72500  13536  4500   6.5

<8892> 日エスコン   75700  34.1  12200   8.7

<6584> 三桜工     80500   104  7700   6.1

<9508> 九州電     86100  25.7  70000   9.0

<9069> センコーHD  90200  15.2  25600   8.8

<4188> 三菱ケミHD  90230   897 328000   6.7

<1945> 東京エネシス  93200  27.6  5000   9.4

<7745> A&D     93300  18.5  5410   5.6

<8051> 山善      98100  16.0  13000   9.7

※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、予想PERが倍。

※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.