田中化研は一時S安、第3四半期営業利益は黒字に転換も材料出つくし
田中化学研究所<4080>は一時ストップ安。同社は28日取引終了後、22年3月期第3四半期累計(4~12月)単独営業利益は6億3900万円(前年同期は7700万円の赤字)と発表した。通期計画8億円(前期は2000万円の赤字)に対する進捗率は79.9%と高進捗であるが、前週の株価は決算への期待で5連騰となっていたため、材料出つくしの売りが優勢となっているようだ。
同社製品の主原料であるニッケル及びコバルトの国際相場が世界的な電池需要拡大から上昇基調で推移しており、これが利益増加の要因であるとした。