村田製は4日ぶり反落、22年3月期業績及び配当予想を上方修正も材料出つくし
村田製作所<6981>は4日ぶり反落。同社は1日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を1兆7300億円から1兆7700億円(前期比8.6%増)へ、営業利益を3650億円から4100億円(同30.9%増)へ、純利益を2710億円から3020億円(同27.4%増)へ、年間配当予想を120円から125円(前期は115円)へ上方修正すると発表した。株価は決算への期待で前日まで3連騰となっていたため、きょうは材料出つくしの売りが優勢のようだ。
22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業利益は3360億2800万円(前年同期比40.1%増)だった。コンピューター及び関連機器向けでの高水準な需要の継続や為替変動の影響により、売上高は当初の見通しを上回る見込み。また、生産高の増加に伴う操業度益の発生や円安効果によって営業利益も予想を上回る見通しであるため、業績予想を上方修正するとした。