★本日の【イチオシ決算】 新日本科学、ソニーG、デクセリ (2月2日)
※決算発表の集中期間(1月25日~2月15日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <20時>に配信
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1.★本日の【サプライズ決算】 超速報 <15時10分>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信
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1)本日(2月2日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【新日本科学 <2395> 】 ★今期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の46億円→56.3億円に22.4%上方修正。増益率が26.2%増→54.5%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。国内臨床事業の収益が想定以上に伸びることが寄与。円安による為替差益の増加も利益を押し上げる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→40円(前期は20円)に大幅増額修正した。
●サプライズな決算発表・業績修正
日本酸素HD <4091> ★今期最終を15%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の582億円→670億円に15.1%上方修正。増益率が5.4%増→21.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。世界経済の回復に伴う販売数量の増加やエネルギーコストの上昇による販売価格上昇、円安影響を背景に、ガス事業の収益が想定より伸びる。法人所得税や支払利息の減少も最終利益を押し上げる。
ユミルリンク <4372> [東証M] ★前期経常を一転22%増益に上方修正・最高益更新へ
◆21年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.2億円→3.9億円に22.8%上方修正。従来の0.6%減益予想から一転して22.1%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。コロナ禍でオンラインマーケティングツールに対する需要が高まったことに加え、SMS利用顧客の用途拡大により配信数が増加したことが要因。ロードショーのオンライン開催や上場記念式典の中止などで上場関連費用が減少したことも上振れにつながった。
シーボン <4926> ★今期経常を2.4倍上方修正、2期ぶり復配へ
◆22年3月期の連結経常損益を従来予想の1億7100万円の黒字→4億0500万円の黒字(前期は5億0900万円の赤字)に2.4倍上方修正した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で来店客数の回復が鈍化し、売上高は計画を下回るものの、不採算店舗の統廃合や縮小移転、コスト構造の適正化などが進み、採算は大きく改善する。
業績上振れに伴い、従来未定としていた期末一括配当を10円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。
デクセリ <4980> ★今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の193億円に急拡大して着地。反射防止フィルムや異方性導電膜、表面実装型ヒューズ、精密接合用樹脂といった高付加価値品が好調だったほか、新製品である蛍光体フィルムの販売が大きく伸びた。円安による収益押し上げ効果も業績拡大につながった。
併せて、通期の同利益を従来予想の198億円→224億円に13.1%上方修正。増益率が82.6%増→2.1倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
サンユウ <5697> [東証2] ★今期経常を40%上方修正、配当も9円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の7.3億円→10.2億円に39.7%上方修正。増益率が2.1倍→2.9倍に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。足もとで自動車メーカーの一部生産が遅延したものの、販売数量の確保や材料価格値上げの販売価格への転嫁、固定費抑制による製造コストの削減が進んでいることが上振れの要因となる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→29円(前期は6円)に大幅増額修正した。
ソニーG <6758> ★今期最終を18%上方修正、10円増配へ
◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の7300億円→8600億円に17.8%上方修正した。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、3回目。映画「スパイダーマン」や「ヴェノム」のヒットやGSN Gamesの事業譲渡益702億円を計上したことで、映画事業の収益が大きく伸びる。半導体不足などによるプレイステーション5の販売減少に伴い、販管費が想定を下回ることに加え、エレクトロニクス分野におけるデジタルカメラの製品ミックス改善やオペレーション費用の削減なども上振れに貢献する。
併せて、従来未定としていた今期の年間配当は65円(前期は55円)実施する方針とした。
日本光電 <6849> ★今期経常を一転4%増益に上方修正・最高益、配当も13円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の255億円→295億円に15.7%上方修正。従来の10.1%減益予想から一転して4.0%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、3回目。新型コロナウイルス感染再拡大の一部地域で生体情報モニターなどの販売が伸びるほか、コロナ関連以外の医療機器需要も回復し、海外売上高が計画を上回ることが寄与。売上構成の良化も上振れに貢献する。
併せて、創立70周年記念配当13円を実施する形で、今期の年間配当を従来計画の39円→52円(前期は55円)に大幅増額修正した。また、上限28万9800株または8.9億円の自社株買いをToSTNeT-3で実施することも発表。
三菱食品 <7451> ★今期経常を11%上方修正・10期ぶり最高益、配当も10円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の180億円→200億円に11.1%上方修正。増益率が6.4%増→18.3%増に拡大し、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。物流効率化やコロナ禍による物量波動の抑制に伴うコスト削減、テレワーク浸透による販管費の減少などが寄与し、採算が改善する。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→80円(前期は50円)に増額修正した。
豊田通商 <8015> ★今期最終を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額
◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の1900億円→2100億円に10.5%上方修正。増益率が41.2%増→56.0%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。市況上昇に加え、自動車生産関連や自動車販売ビジネスが足もとで好調に推移していることを反映した。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の140円→150円(前期は112円)に増額修正した。
2)2月3日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■取引時間中の発表
◆第2四半期決算:
<2226> コイケヤ [JQ]
◆第3四半期決算:
<2371> カカクコム
<2897> 日清食HD
<4042> 東ソー
<4183> 三井化学
<4188> 三菱ケミHD ★
<4523> エーザイ ★
<6937> 古河池
<7988> ニフコ
<8001> 伊藤忠 ★
<8002> 丸紅 ★
<8031> 三井物 ★
<8058> 三菱商 ★
<9003> 相鉄HD
<9101> 郵船 ★
<9107> 川崎汽 ★
<9831> ヤマダHD
など31社
■引け後発表
◆本決算:
<3064> モノタロウ
<4452> 花王 ★
<4519> 中外薬 ★
<7177> GMO-FH [JQ]
など7社
◆第2四半期決算:
<3028> アルペン
<4385> メルカリ [東M]
など3社
◆第3四半期決算:
<2222> 寿スピリッツ
<2317> システナ
<2810> ハウス食G
<4502> 武田 ★
<4676> フジHD
<5202> 板硝子
<5401> 日本製鉄 ★
<5480> 冶金工
<5741> UACJ
<5801> 古河電
<5802> 住友電
<5805> 昭電線HD
<6845> アズビル
<6925> ウシオ電
<6997> 日ケミコン
<7186> コンコルディ
<7296> FCC
<7731> ニコン
<7974> 任天堂 ★
<7994> オカムラ
<8252> 丸井G
<8334> 群馬銀
<9424> 日本通信
<9434> SB ★
<9468> カドカワ
<9766> コナミHD
<9878> セキド [東2]
など78社
合計120社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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