CDG---3Q増収、飲料・嗜好品業界及び情報・通信業界において売上高が大幅増

材料
2022年2月9日 10時45分

CDG<2487>は8日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.0%増の89.41億円、営業利益が同3.2%増の4.20億円、経常利益が同4.3%増の4.60億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.2%減の3.28億円となった。

業界別の販売状況として、飲料・嗜好品業界及び情報・通信業界において売上が大きく伸びた。飲料・嗜好品業界では人気コンテンツライセンスを活用した商品化や、デジタル領域のプロモーションを絡めた長期に渡る大型プロモーション施策を受注したこと、情報・通信業界では、首都圏におけるOOH広告、インフルエンサーによるサンプリング品の街頭配布、ポスティングなどを含めた大型案件を受注したこと、また前年度から注力しているライブ配信サービスにおけるオンラインイベントの企画、グッズ制作、運営の受託業務が好調であることから、販売高が増加した。一方、薬品・医療用品業界では、前第3四半期累計期間においてコロナ禍におけるクライアントの福利厚生目的の社員向けデリバリーサービスの案件が採用されたが、当第3四半期累計期間においては、同規模の案件が発生しなかったことから減少した。

当第3四半期累計期間における連結業績は、主に飲料・嗜好品業界及び情報・通信業界において売上を大きく伸ばし、増収となった。販売費及び一般管理費については中長期の売上拡大に向けた人員の増強やDX推進に関連するシステム投資により、前年同期比7.4%増の20.35億円となったが、営業利益及び経常利益は増益となった。一方で親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期累計期間に特別利益に保険解約返戻金1.05億円等の計上があったことにより、減益となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.3%増の120.00億円、営業利益が同17.8%増の6.50億円、経常利益が同6.6%増の6.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.0%減の4.50億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.