ユニリタ---3Q増収、プロダクトサービスがけん引、クラウドサービスも認知度高まる
ユニリタ<3800>は10日、2022年3月期第3四半期の業績を発表した。売上高は7,533百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は386百万円(同13.5%減)、経常利益は494百万円(同12.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は310百万円(同57.5%減)となった。
プロダクトサービスでは、自動化事業においてオンプレミス製品をクラウド化へと移行する需要の取り込みが奏功、メインフレーム事業ではキャッシュレス決済の増加による金融業界からの案件の受注等により当四半期の計画値を上回った。
クラウドサービスでは、「LMIS」「Digital Workforce」などの主力サービスが企業のDX支援に対する評価を追い風に堅調に推移した。また、人材派遣業界の旺盛なクラウド化ニーズを取り込み、ブランド力を活かした主力の「DigiSheet」「Staff-V」などの人材派遣や人事管理向けのサービスも堅調に推移した。
プロフェッショナルサービスでは、グループ力を活かしコンサルからSI、そしてクラウドサービスを組み合わせ、付加価値を向上させるサービス提供の実績が積み上がった。
《ST》