クロスマーケは急反騰、今6月期営業利益は大幅最高益更新予想に一段の上乗せ
クロス・マーケティンググループ<3675>が急反騰。前日はマドを開けて売られたが、きょうは一転してカイ気配で切り返す展開となっている。インターネット調査を祖業とするが、最近ではデジタルトランスフォーメーション(DX)やデジタルマーケティングなど事業の高付加価値化により収益性を高めている。14日取引終了後、22年6月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の19億300万円から22億~24億円(前期実績は10億700万円)に増額した。既に今期営業利益は16年12月期以来(昨年度から決算期を6月に変更)6期ぶりに過去最高利益を大幅更新する見通しにあったが、更に大きく上乗せされることになる。傘下企業のドゥ・ハウスやディーアンドエムの業績が好調で業績押し上げ要因となっているほか、海外子会社の収益回復も寄与している。これを評価する形で上値を見込んだ投資資金が一気に流入した。