ガンホーは大幅反発、自己株取得枠の設定や21年12月期の9%営業増益を好感
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は大幅反発。同社は14日取引終了後、260万株(発行済み株式総数に対する割合4.07%)もしくは50億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表した。経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行及び資本効率の向上を通じて株主利益の向上を図るためとし、取得期間は2月15日~3月24日。
あわせて発表した21年12月期連結営業利益は328億200万円(前の期比8.8%増)、年間配当は記念配当30円を含めて60円(前の期は30円)だった。21年6月28日に日本でサービスを開始したスマートフォン向けMMORPG「ラグナロクオリジン」などが業績に寄与したという。なお、22年12月期の業績見通しについては、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから非開示とした。