リクルートが13%安と急落、第3四半期営業益2.3倍化も通期修正なく利食い誘発

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2022年2月15日 12時47分

リクルートホールディングス<6098>が出来高を膨らませながら株価水準を大きく切り下げておりマーケットの注目を集めている。売買代金は前引け時点で400億円を超え、これは東証1部でレーザーテック<6920>に次ぐ2位だった。しかし、株価は13%前後の急落となった。14日取引終了後に発表した21年4~12月期決算は営業利益段階で前年同期比2.3倍の3335億8600万円と高水準の伸びを確保した。求人検索サイト「インディード」が引き続き好調で業績を牽引した。ところが、通期計画の3500~3800億円(前期比2.2~2.3倍)を据え置きとしたことで、上方修正を期待していた向きの失望売りを誘ったとみられる。同社の株価は1月28日以降戻り歩調を強めていたが、その過程で今期3度目となる業績の上方修正期待を織り込んでいたとみられ、足もとで利食い急ぎの動きが鮮明化した。

出所:MINKABU PRESS

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