ヒーハイスト---3Qも2ケタの増収・各利益は黒字転換、主力製品の直動機器が好調に推移
ヒーハイスト<6433>は14日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比37.7%増の20.54億円、営業利益が2.18億円(前年同期は0.24億円の損失)、経常利益が2.26億円(同0.20億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.56億円(同0.15億円の損失)となった。
主力製品の直動機器の売上高は前年同期比69.7%増の13.84億円となった。中国市場の新型コロナウイルス感染症による影響に改善が見られたことや、半導体業界を中心に市場からの引き合いが強まり、自動化、省人化の流れがコロナ禍で更に加速したことにより、増収となった。
精密部品加工は、レース用部品を中心に、売上高は前年同期比24.2%増の5.82億円となった。
ユニット製品の売上高は前年同期比57.8%減の0.87億円となった。リピート需要はあったものの、設備投資の減少により低迷した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比16.6%増の26.22億円、営業利益が同180.4%増の2.46億円、経常利益が同162.7%増の2.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同338.6%増の1.83億円とする計画を据え置いている。
《ST》