第一生命HDなど生保株への売りが加速、米超長期債利回りの低下を嫌気

材料
2022年3月2日 13時37分

第一生命ホールディングス<8750>がマドを開けて売られ6%近い急落となっているほか、T&Dホールディングス<8795>は7%を超える急落でもみあいを大きく下放れる動きとなった。ウクライナ情勢も絡み世界的にインフレ警戒感が高まっているが、米国ではリスク回避ムードが強まるなか株式からの債券への資金シフトが急速に進み、長期金利が急低下する状況となった。加えて米30年債など超長期債も金利が急低下しており、運用を長期タームで行う大手生保にとっては運用環境の悪化が意識される局面となっている。配当利回りも高く、これまでバリュー株の観点で買われていたが、足もとではその反動もあって売り急ぐ動きが加速している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.