大平金が急伸し約3年5カ月ぶり高値、ニッケル価格上昇で買い人気
大平洋金属<5541>が急伸。株価は一時、前日に比べ13%高に買われ2018年10月以来、約3年5カ月ぶりの水準に上昇した。ロンドン金属取引所でニッケル価格が1トン=2万500ドル近辺と2011年以来、11年ぶりの水準に上昇。ロシアにはニッケル生産の世界最大手であるノリリスク・ニッケルがあり、ロシアに対する経済制裁で供給が滞るとの観測からニッケル価格が上昇している。これを受け、ステンレス鋼原料のフェロニッケルの国内最大手で、ニッケル価格上昇時に業績拡大期待が膨らむ同社株への買い人気が膨らんでいる。