積水ハウスは3日続伸、23年1月期は増収増益及び増配の見通し
積水ハウス<1928>は3日続伸。同社は10日取引終了後、23年1月期連結業績予想について、売上高2兆7870億円(前期比7.6%増)、営業利益2360億円(同2.5%増)、純利益1580億円(同2.7%増)、年間配当予想94円(前期は90円)と開示した。国内では雇用・所得環境の改善及び生活様式の変化に伴う住宅取得意欲の高まりから住宅需要の回復傾向は継続し、米国は旺盛な住宅需要と供給不足を背景に好調な市場環境が続く見込み。22年1月期の連結営業利益は2301億6000万円(前の期比23.4%増)となり、国内外の戸建住宅・賃貸住宅関連事業が非常に好調に推移したとしている。
あわせて、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び資本効率の向上を通じて株主利益向上を図るため、1500万株(発行済み株式総数に対する割合2.22%)もしくは300億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表した。取得期間は22年3月11日~23年1月31日。