Casaは3日ぶり大幅反落、23年1月期は29%営業減益の見通し
Casa<7196>は3日ぶりの大幅反落で、昨年来安値を更新している。同社は10日取引終了後、23年1月期連結業績予想について、売上高103億9400万円(前期比0.5%増)、営業利益7億3700万円(同28.9%減)、純利益4億5900万円(同29.1%減)、年間配当予想30円(前期は30円)と開示した。22年1月期連結営業利益は10億3700万円(前の期比0.5%増)だった。前期は収益性が悪い代理店との取引を見直したことにより、延滞発生率が0.8ポイント改善し、平均賃料は14.2%増加した。今期は営業人員の拡充や基幹システムの刷新を計画しており、各段階利益は減益を予想しているとした。
あわせて、株主還元の充実及び資本効率の向上を図るため、13万株(発行済み株式総数に対する割合1.29%)もしくは1億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表した。取得期間は3月11日~4月10日。