10万円以下で買える、今期最高益&低PER 27社 【東証1部】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では760社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の経常利益が過去最高を見込む、(4)予想PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる27社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは11日現在)
なお、13日(日)16時に「10万円以下で買える、今期最高益&低PER【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PER
<9306> 東陽倉 30500 14.4 2000 8.6
<4220> リケンテクノ 41900 15.0 6500 7.3
<7593> VTHD 44900 106 16100 4.8
<6165> パンチ 45300 66.5 2790 5.5
<7987> ナカバヤシ 49400 2.5 3100 8.5
<3245> ディアライフ 51400 21.5 5000 6.2
<4350> メディシス 51700 20.7 4200 6.8
<1332> 日水 53800 45.1 33000 9.3
<3861> 王子HD 54200 44.5 120000 7.7
<8999> グランディ 56800 81.4 3800 6.7
<9310> トランシティ 58900 41.8 7500 7.6
<7590> タカショー 60300 7.1 1639 8.9
<5121> 藤コンポ 65700 183 4400 4.5
<7745> A&D 74000 18.5 5410 4.5
<8892> 日エスコン 74600 34.1 12200 8.6
<3853> アステリア 77500 231 3400 6.5
<7250> 太平洋工 84500 11.4 12500 5.7
<6378> 木村化 85200 41.9 2790 8.8
<3457> AndDo 87000 25.3 3150 8.2
<6630> ヤーマン 89700 18.4 7226 10.0
<9069> センコーHD 93000 15.2 25600 9.1
<4979> OATアグリ 96600 3.1 2031 7.7
<3784> ヴィンクス 96900 3.7 2630 9.8
<3176> 三洋貿易 97100 1.8 6300 6.6
<4047> 関電化 97600 88.1 10500 7.7
<9702> アイエスビー 97700 9.8 2130 9.0
<3105> 日清紡HD 99500 2.5 26000 9.7
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース