東京株式(前引け)=続伸、朝安後に切り返すも上値重い

市況
2022年3月15日 11時45分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比77円26銭高の2万5385円11銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億92万株、売買代金概算は1兆4534億円。値上がり銘柄数は1655、対して値下がり銘柄数は443、変わらずは79銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方に日経平均が安く始まったものの、その後は押し目買いが優勢となりプラス圏に切り返す展開となった。ここ米国株市場ではナスダック総合株価指数の下げが目立っている。前日はNYダウがわずかにプラス圏で引けたが、ナスダック指数は2%超の下げとなり、東京市場でも主力ハイテク株に逆風が意識された。しかし、外国為替市場で急速に円安が進んでおり、これが自動車株やハイテク株にプラスに作用した。ウクライナ情勢の不透明感が強まるなか上値も重く、日経平均は2万5000円台前半で売り買いを交錯させている。

個別ではレーザーテック<6920>が買われたほか、東京エレクトロン<8035>もしっかり。信越化学工業<4063>が高く、ソニーグループ<6758>も買いが優勢だった。リクルートホールディングス<6098>も上昇した。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>が値を飛ばし、マネジメントソリューションズ<7033>も大幅高に買われた。半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが軟調で、ソフトバンクグループ<9984>も下値模索が続いている。ファーストリテイリング<9983>が大幅安、任天堂<7974>も売りに押された。住友金属鉱山<5713>が安く、大平洋金属<5541>は値下がり率トップに売り込まれた。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、東邦チタニウム<5727>などの下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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