本日注目すべき【好決算】銘柄 Ｊフロント、大豊建、ベルテクス (24日大引け後 発表分)
24日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
Ｊフロント <3086> ★前期最終を4倍上方修正
◆22年2月期の連結最終損益を従来予想の10億円の黒字→40億円の黒字(前の期は261億円の赤字)に4.0倍上方修正した。年明け以降の新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上高は計画を下回ったものの、固定資産売却益や子会社だったディンプルの株式売却益を計上したことが利益を押し上げた。
大豊建 <1822> ★今期配当を110円増額修正
◆22年3月期の期末一括配当を従来計画の110円→220円(前期は110円)に大幅増額修正した。今期から24年3月期にかけて、配当性向70％以上を確保する方針に変更したことが要因。
併せて、麻生と資本業務提携し、850万株の第三者割当増資を実施すると発表。また、885万株の自社株TOBを実施する。買い付け価格は4730円で、筆頭株主のシティインデックスイレブンスが応募する意向。
ベルテクス <5290> [東証２] ★今期配当を15円増額修正
◆22年3月期の期末一括配当を従来計画の65円→80円(前期は90円)に増額修正した。今期業績の進捗状況を踏まえ、特別配当15円を上積みする。
アイペット <7339> [東証Ｍ] ★今期経常を一転75％増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→7億円に2.8倍上方修正。従来の37.7％減益予想から一転して74.6％増益を見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期業績の上方修正は2月に続き、2回目。子会社アイペット損害保険で営業費と一般管理費が業務効率の向上により減少するほか、損害率が前回予想を下回って推移していることが上振れの要因となる。
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株探ニュース