エンビプロがカイ気配スタート、22年6月期業績及び配当予想の上方修正と株式分割を好感
エンビプロ・ホールディングス<5698>がカイ気配スタートとなっている。28日の取引終了後、22年6月期の連結業績予想について、売上高を540億円から550億円(前期比34.4%増)へ、営業利益を23億9000万円から27億2000万円(同27.7%増)へ、純利益を19億5000万円から23億円(同54.3%増)へ上方修正したことが好感されている。
金属スクラップ需要が底堅く推移していることに加えて、金属スクラップ価格が上昇していることが要因としている。また、リチウムイオン電池リサイクル事業における取扱量の増加なども寄与する見通し。
同時に、4月19日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表し、株式分割に伴い期末一括配当予想を33円から23円へ修正したことも好材料視されている。株式分割前換算で46円となり実質増額となる。なお、前期実績は25円だった。