HCHが急反発、NTTデータと金融機関向けデジタル接客・営業ソリューションを共同開発
ヒューマンクリエイションホールディングス<7361>が急反発している。11日の取引終了後、子会社アセットコンサルティングフォースが、NTTデータ<9613>と今年1月に業務提携契約を締結し、共同開発した金融機関向けデジタル接客・営業ソリューションをファーストユーザーへ納品したと発表しており、これが好感されている。
今回共同開発したソリューションは、アセットコンサルティングが提供するデジタル接客・営業ソリューション「コネクトフォース」を基盤製品として、NTTデータと共同開発したもの。従来のWEB会議システムは保険販売など契約を伴う非対面の営業活動には不向きだったが、同サービスでは画面共有を維持しながら随時、顧客の入力を営業担当者から隠せるプライバシー保護機能を備えており、商談から契約まで一連の営業活動を非対面で完結できるサービスとなっているという。両社は今後も業務提携を強化し、幅広い業界や業務へ適用することを視野に入れ、追加機能の開発を進めるとしている。なお、現時点では、22年9月期業績に与える影響は軽微としている。