ジャパンエンはS高、UEC42LSH型機関の国内外受注が50台を超える見通し
ジャパンエンジンコーポレーション<6016>がストップ高まで買われている。同社は12日、中小型ケミカル船やハンディサイズバルクキャリア向け主機として開発したUEC42LSH型機関について、国内外あわせ50台を超える受注を確保できる見通しだと発表。これによる業績への寄与などが期待されているようだ。
これは、最近のハンディサイズバルクキャリアの市場活況などが背景。会社側では、事前の徹底したマーケットリサーチが奏功した開発コンセプトや高い運航経済性、独自技術である低圧EGR(排気ガス再循環による排気ガス中の窒素酸化物低減装置)及びSCR(脱硝触媒を用いた排気ガス中の窒素酸化物低減装置)といった優れた環境対策装置などが、多くの船主や造船所から評価された結果だとしている。