アートSHD急速切り返しへ、ワコムとの資本・業務提携で業容拡大への期待
アートスパークホールディングス<3663>が大幅高で一気に900円台を回復してきた。グラフィック分野のクリエーター向けイラスト制作ソフトの販売を主力に車載向けやデジタル機器向けのソフト開発にも展開、業績は絶好調に推移し、21年12月期の78%営業増益に続き、22年12月期も41%増益を見込むなど急拡大トレンドにある。11日取引終了後、ワコム<6727>と資本・業務提携契約を締結したことを発表し注目を浴びたが、翌12日は全体地合い悪もあり、朝高後に売りを浴びて往って来いの状況となっていた。ただ、この提携を機にアートSHDのイラスト制作ソフトとワコムのソフト技術を連携させNFT分野への展開も見込まれる状況にあり、改めて投資資金が買い攻勢をかけている。