トーセ急反落、スマホゲーム開発中止の影響で第2四半期決算は下振れ着地
トーセ<4728>が急反落し、年初来安値を更新した。同社は13日取引終了後に、22年8月期第2四半期累計(21年9月~22年2月)の連結決算を発表。営業損益は1億4400万円の黒字(前年同期は8500万円の赤字)となり、従来予想の2億5200万円の黒字から下振れたことが嫌気されているようだ。
売上高は前年同期比43.5%増の26億3800万円(従来予想は27億1700万円)となった。前期に受注し開発を進めていたスマートフォン向けゲーム案件が顧客都合で開発中止となったことなどが影響した。なお、通期業績予想は売上高62億4200万円(前期比4.7%増)、営業利益4億8000万円(同80.3%増)とする従来見通しを据え置いている。