東京株式(前引け)=続伸、先物主導で2万7000円台を回復

市況
2022年4月14日 11時44分

14日前引けの日経平均株価は前営業日比339円01銭高の2万7182円50銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は4億9315万株、売買代金概算は1兆1902億円。値上がり銘柄数は1245、対して値下がり銘柄数は509、変わらずは83銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米株高を受け主力株中心にリスクをとる動きが優勢となり、日経平均株価は続伸しフシ目の2万7000円台を回復した。朝方に高く始まった後も上値指向を続け、前場はほぼ高値引けに近い形となっている。米長期金利の上昇一服で前日の米株市場でハイテク株が買われた流れを好感した、中国や香港株が堅調な動きをみせていることも市場のセンチメント改善につながっている。ただ、日経平均は先物主導の戻りでTOPIXの上昇率とはカイ離がある。空売りの買い戻しなども全体指数を押し上げた。

個別では東京エレクトロン<8035>が高く、日本郵船<9101>など海運株も上値追い。ソフトバンクグループ<9984>がしっかり。塩野義製薬<4507>、ファーストリテイリング<9983>なども買いが優勢となった。東京電力ホールディングス<9501>が活況高となったほか、JR東日本<9020>なども上昇した。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、東邦チタニウム<5727>などが値を飛ばし、アダストリア<2685>、コシダカホールディングス<2157>も大幅高。半面、ベイカレント・コンサルティング<6532>が安く、エムスリー<2413>も軟調。スノーピーク<7816>が急落、TSIホールディングス<3608>、ピアラ<7044>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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