エヌリンクス急伸、今期黒字化見通しと中期利益目標を好感
エヌリンクス<6578>が急伸。一時前日比59円高の281円まで上昇した。13日の取引終了後に発表した23年2月期業績予想で、営業利益を2億800万円としており、4期ぶりに黒字化する見込みとなったことが好感されているようだ。
売上高も前期比14.0%増の55億円と良好な見通し。先行投資を行っていたスマートフォンゲーム開発やマッチングアプリ事業が収益貢献してくるほか、会社全体のコストコントロールを進めていく方針。同社では、現在の主力事業であるNHK向け契約・収納代行業務に対する業績依存度の軽減を進めており、NHK以外への業務代行案件の獲得のほか、ゲーム・アプリ開発やメディア運営などに取り組んでいる。あわせて発表した決算説明資料で営業利益目標を示しており、25年2月期に5億円、更に29年2月期には30億円以上を目指す構えだ。