関通は一時S高、今期も成長路線継続でキヤノンITSとの提携も
関通<9326>はマドを開けて買われ、一時150円高はストップ高となる975円まで買われた。14日の取引終了後に23年2月期連結業績予想を発表し、売上高を120億200万円(前期単独100億9900万円)、営業利益を9億4300万円(同7億2900万円)とした。連結決算への移行に伴い前期との比較はないものの、引き続き成長路線が続く見通しとなったことが好感されているようだ。
あわせて、キヤノンMJ傘下のキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)との資本・業務提携を発表しており、これも好材料視されている。互いの製品の連携強化をはじめ、販売プロモーション活動の共同実施や両社の顧客基盤を活用した製品・サービスの相互提案などでシナジー発揮を目指す。これに伴い、関通の代表取締役社長である達城久裕氏がキヤノンITSに対し、関通株12万5000株(発行済み株数の1.22%)を譲渡する予定だ。