5日と25日線【ゴールデンクロス】低PER 16社選出　＜テクニカル特集＞ 4月19日版

特集

2022年4月19日 17時20分

19日の東京株式市場は主力株中心に幅広く買い戻される展開となった。外国為替市場で1ドル128円台まで急激に円安が進んだことで半導体関連など輸出セクターに買いが流入し、全体相場を押し上げた。ただ、日経平均株価が2万7000円近辺では戻り待ちの売りニーズも強く、途中は値を消しマイナス圏に沈む場面もあった。前日の売買代金は2兆円台を割り込んだが、きょうは市場参加者が増え2兆2000億円台まで膨らんだ。日経平均終値は前日比185円高の2万6985円と3日ぶり反発。プライム市場の値上がり銘柄数は1253、値下がり銘柄数は505、変わらずは81。

本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と割安・割高感を示す株価指標「PER」に注目しました。プライム市場において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを19日に示現した銘柄をピックアップ。その中から予想PERがプライム市場平均 13.85倍を下回り、割安感が強い 16社を選び出しました。

選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PERが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。PBRなど他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。

⇒⇒ スタンダード・グロース市場を含めた全銘柄版「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。

銘柄名　　　　　ＰＥＲ　ＰＢＲ

<7744> ノーリツ鋼機　　　0.8　　0.71

<5423> 東京製鉄　　　　　4.8　　0.94

<8031> 三井物　　　　　　6.2　　1.05

<7272> ヤマハ発　　　　　7.1　　1.07

<1430> １ｓｔコーポ　　　8.0　　1.46

<7198> アルヒ　　　　　　8.8　　1.15

<3464> プロパティＡ　　 10.2　　1.55

<5481> 山陽鋼　　　　　 10.6　　0.61

<6584> 三桜工　　　　　 10.6　　0.66