レーザーテックは断トツの売買代金こなし1000円超の上昇、押し目買いニーズ旺盛
レーザーテック<6920>はプライム市場で群を抜く売買代金をこなしており、株価も前日比1000円超の上昇をみせ1万9000円台を回復している。前日の米国株市場ではハイテク株への売りが目立ち、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日ぶり反落した。ただ、半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>は3日続伸と強さをみせている。世界的な半導体設備投資需要の拡大を背景に、半導体製造装置は高水準の需要を捉えており、直近四半期ベースでみたアプライドマテリアルズの売り上げの伸びも顕著となっている。マスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するレーザーテックの業績も22年6月期は鈍化が予想されるものの、中期的な成長期待に変化はないとの見方で、1万9000円を下回った水準での押し目買いニーズは強いようだ。