高度紙、戸田工、日本電解などリチウムイオン電池関連が軒並み高、テスラ決算受け注目度急上昇
ニッポン高度紙工業<3891>、戸田工業<4100>、日本電解<5759>、ダブル・スコープ<6619>、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>など電気自動車(EV)向け基幹部品として需要急増中のリチウムイオン電池に関連する銘柄が軒並み高に買われている。前日発表された米EV大手テスラ<TSLA>の1~3月期決算は事前の市場予測を上回る内容で、売上高が前年同期比で8割増となったほか、最終利益は同7.6倍と急拡大した。いずれも四半期ベースでは過去最高となる。また、同社の1~3月期のEV販売台数も7割近い伸びを示しており、世界的なEVシフトの動きが一段と鮮明となってきた。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、リチウムイオン電池関連株への投資資金の攻勢が目立っている。