高度紙は急反落、原材料価格の上昇見込み23年3月期経常益予想10%減
ニッポン高度紙工業<3891>が急反落している。同社は26日取引終了後に、23年3月期通期の連結業績予想を公表。経常利益見通しを前期比10.2%減の38億円としていることがネガティブ視されているようだ。
アルミ電解コンデンサー用セパレーターなどの需要拡大を見込み売上高予想は同5.1%増の190億円としているが、原材料価格の上昇が利益面に影響するとみている。
なお、22年3月期通期の連結決算は売上高が前の期比13.5%増の180億7400万円、経常利益が同51.4%増の42億3200万円で着地した。